【エンディングノート】最初の1ページの書き方

はじめに

エンディングノートって気になっているけれど…
「最初のページって何を書けばいいの?」という方が多いのではないでしょうか?
50代・60代は仕事や家族、人生の転機が重なる時期です。
エンディングノートは「これからどう生きたいか」を考えるきっかけにもなります。

最初の1 ページに書くべき内容ベスト5

  1. 【名前・連絡先・基本情報】
    ・フルネーム(漢字・ふりがな)
     特に名前の漢字は普段から常用漢字を使っていたけど、正式には異体字だったという事を葬儀の打ち合わせなどで初めて知り、家族も知らなかったと驚くケースが稀にあります。この機会に住民票に記載してある名前を再確認するのもオススメです。
    ・生年月日や電話番号
    ・現住所(住民登録地)
    ・マイナンバーや保険証番号(希望する場合)
    ポイント:正式書類ではないので自由で問題ありません。家族が見てわかりやすい内容に 
         まとめるように意識しましょう。
  2. 【自分史・これまでの歩み】
    職場での様子や自分の歴史など葬儀を行う時など必要になるケースが多いので、書き記しておきましょう。
    ・生まれ育った場所や家族構成
    ・学生時代や仕事のこと
    ・転機になった出来事
    ポイント:長くなくても大丈夫です。3行日記のような感覚で大丈夫です。
  3. 【大切な人リスト】
    葬儀の規模などを考える時にも必要となる情報のため、残しておくと家族が助かります。
    ペットのことも飼い主にしかわからないこともあるので伝えられる様にしておくと安心です。
    ・家族、親戚、親しい友人の名前と連絡先
    ・ペットや見守っている人についても書いておくと安心
    ヒント:「この人には何かあったら連絡してほしい」という視点で書きましょう。
  4. 【今伝えたいメッセージ】
    ・感謝していること
    ・ごめんねと思っていること
    ・一言でもいいから「自分の言葉」を残す
    例文:「これからもどうか元気でいてください」「頼りなくてもお父さんなりに頑張ったよ」など
  5. 【これからどう生きたいか】
    ・これからやってみたいこと
    ・やめてみたいこと
    ・大切にしたい価値観
    ポイント:「死」ではなく「今」と「これから」を書くことで前向きに進められます。

まとめ:最初の1ページは「未来への自己紹介」
エンディングノートは、遺言でも契約書でもなく「あなたの気持ちを残すノート」です。
まずは、堅苦しく考えず、1ページだけ書いてみましょう。
数年後に見返して、「あの時の気持ち」に出会うのもまた素敵です。

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